開院祝いや〇周年祝いで胡蝶蘭をいただくことがありますね。
とても見栄えがよく、高級感のある胡蝶蘭はクリニックを鮮やかに彩ってくれますね。
そんな中…『胡蝶蘭なんてもらったことがないから水やりの方法が分からない…』
『胡蝶蘭の管理方法が分からなくてすぐに枯れてしまった…』という経験はありませんか?
ここでは、お祝いでいただいた胡蝶蘭の水やり方法や私の過去の失敗談などをご紹介します。
意外と育てやすい胡蝶蘭?!
まず最初に、本当に初心者でも胡蝶蘭を長持ちさせられるのか?ということですね。
私は、胡蝶蘭をいただいてもすぐに枯らしてしまい色々と失敗してきました。
なぜなら、胡蝶蘭のことを全然知らなかったからです。
胡蝶蘭がしてほしいことと真逆なことばかりしていたから、胡蝶蘭をダメにしてしまっていました。
しかし、私が色々と失敗を経験し、その度に調べて学んでいった結果…
胡蝶蘭は意外と育てやすいお花。
初心者の方でも簡単に長持ちさせることが出来る!!
という結論に至りました!!
初心者の方でも、胡蝶蘭のことを理解して水やりなどを行うことで、簡単に長持ちさせることが出来ますよ☆
お祝い事でクリニックに胡蝶蘭が届いたときにどのようなことを行えばよいか私なりに解説していきます。
まずはラッピングを外そう
胡蝶蘭が届いたときは、お花に不織布のカバーが付いていて、さらに鉢にもきれいなラッピングペーパーで飾られています。
みなさん、鉢のラッピングペーパーはそのままにしていませんか?
鉢についてあるラッピングペーパーは基本的にはすぐに外すのが正解です。
ラッピングペーパーをしたまま水やりをしてしまったら、水が鉢底に溜まって根腐れを起こす原因になります。
ただし、外す際には『胡蝶蘭を長持ちさせるためにはラッピングはすぐに外した方がいいみたいです』と院長先生に一言声掛けをしてから外しましょう。
そうすることで、『なんで外したんだ!あった方が綺麗だったのに!』と怒られる心配もなくなります。
お祝いでいただいた胡蝶蘭は、クリニックへの贈り物、院長先生への贈り物ということも忘れないようにしてくださいね。
胡蝶蘭の水やりする部分
胡蝶蘭の水やりは鉢全体に水かければいいや…と思っていませんか?
よくよく鉢をみてみると、鉢の表面には水ゴケが敷き詰められています。
その水ゴケをそっとはがしてみてください。
鉢の中には、発泡スチロールと鉢植えされた胡蝶蘭の株が見えてきます。
3連の胡蝶蘭であれば、3つの鉢植えがあります。
この鉢植え部分に、1株ごとにコップ1杯の水やりをあげていきましょう。
胡蝶蘭の水やり頻度と量
胡蝶蘭は毎日水やりをする必要はありません。
胡蝶蘭の水やりは『少し忘れちゃってた…』くらいがちょうどいいでしょう。
『植え込み材が完全に乾いたら、一株にコップ一杯くらいの常温の水をやる』のが目安になります。
季節の時期や室温の違いによって変化はありますが、基本的には1週間~2週間に1度のペースで行います。
また、受け皿に水が溜まった場合は、溜めたままにせず、すぐに水は捨ててくださいね。
初心者さんで、お花には1.2日に1回は水やらないと!と思っていると、お水の上げすぎです。
枯らさないようにたっぷり水を上げたくなりますが、ここは注意が必要です。
たくさんの水を上げてしまったり、受け皿に水が溜まった状態のままだと、根腐れを起こし胡蝶蘭の株が腐ったり枯れたりする原因になります。
胡蝶蘭の置き場所
胡蝶蘭の置き場所は、風通しの良く日当たりの良い場所を選ぶようにしましょう。
室温は18℃~30℃の間になるようにします。
窓際の直射日光が当たる場所はNGです。レースのカーテン越しの日当たりくらいの場所がGOOD!
クリニックでの胡蝶蘭の置き場所は、基本的に受付周辺に置いておくとよいでしょう。
受付周辺は、患者さんの出入りで風通しは良く、ある程度の日当たりも得られているはずです。
受付周辺にあると、見栄えもよくクリニックが華やかになりますね。
私の失敗談と解決策
お恥ずかしい話ですが、みんなには同じ失敗をしてほしくないので私の失敗談を公表します。
お祝いでいただいた胡蝶蘭を、きれいに長持ちさせるためのヒントになればいいなと思います。
絶対にこの失敗談のようなことはしないでくださいね。
失敗談1
ラッピングペーパーがあった方が綺麗だから、絶対にそのままがいいよね~☆
さぁ~水やり水やり~♡
(たっぷりの水を惜しみなくあげた)
失敗談2
表面に水コケがたっぷり敷き詰められてる~
これが湿るようにたっぷり水あげなきゃね~❁
失敗談3
前回は失敗したから、今回は外で水やりをしよう!
外で水やりしたら受け皿に水溜まらずたっぷりあげれるもんね!!
日光も少しは当ててあげた方がいいかもね。
万が一、元気な胡蝶蘭の花が取れてしまった場合は、金魚鉢などに水を張り、その上に浮かべてみてください。
私は取れた胡蝶蘭を水に浮かべていましたが、この方法でも、胡蝶蘭はかなり長生きしてくれました。
なぜ贈り物に胡蝶蘭が選ばれるのか
胡蝶蘭の花言葉には、「幸福が飛んでくる」という意味があります。
また、鉢植えには「根付く」という意味もあるため、「幸福が根付く」という縁起のいいものとしても選ばる理由です。
胡蝶蘭はクリニックの開院祝いや〇周年祝いの贈り物には喜ばれるお花です。
胡蝶蘭は華やかで高級感があり、お祝いでいただいたときはクリニックに華を添えてくれます。
また、胡蝶蘭をきちんと管理することで1か月以上は楽しむことが出来ます。
お祝い事の胡蝶蘭の扱い方【まとめ】
お祝いでいただいた胡蝶蘭やお花のアレンジメントはクリニックを華やかに彩ってくれます。
クリニックが明るくなりますし、患者さんの癒しにもなります。
正しい管理を行い、きれいな状態を長持ちさせましょう。
これらのチェック項目をクリアするように管理しましょう。
胡蝶蘭は水やりの頻度も少なくて手間があまりかからないお花なので、色々な業務がある医療事務さんでも、管理がしやすいお花かもしれませんね。
みなさんも開院祝いや〇周年祝いでいただいた胡蝶蘭を長持ちさせれるように、ぜひ胡蝶蘭のお世話に挑戦してみてくださいね。
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