『御侍史』『御机下』って言葉は、普通に生活している限り目にする機会が少ない言葉ですよね。
医療事務で働くうえでは、欠かせない『御侍史』『御机下』…
なんて読むのか分からない…どういう意味か分からない…
どこにどのように付けて使うのか分からない…という疑問を持ってここにお越しいただいたことでしょう。
ここでは、『御侍史』『御机下』の読み方や意味合い、どこに付けていつ使うのか?などのフォーカスを当てて、説明してきます。
それでは、いってみましょう!!
医療機関特有の言葉
通常は普通の会社で働いていたら、『御侍史』『御机下』という言葉に触れることはまずありませんね。
この『御侍史』『御机下』という言葉はどこで使われているのかと言うと、医療機関で使われている言葉です。
お医者さんに対して使う医療機関特有の言葉です。
『御侍史』『御机下』の読み方
それでは、普段見慣れないこの『御侍史』『御机下』の読み方はこちら。
おんじし…
おんきか…
なかなか普段使わない言葉だから、なかなか覚えずらいですね。
ただし、医療事務として働いていく上では頻繁に使用することになりますので、ぜひ覚えておきましょう!
では、次にどのような意味合いがあるのかみていきましょう。
『御侍史』『御机下』の意味合い
『御侍史(おんじし・ごじし)』『御机下(おんきか・ごきか)』の意味合いはこちら。
なるほど~☆
お医者さんを尊敬した意味を持っているんだね
どちらもお医者さんを尊敬した意味合いを持っています。
実際には院長秘書がいるかどうかも分かりませんし、院長先生の机の下に手紙を置くこともありません。
お医者さんを尊敬した意味合いを込めて使用します。
お医者さん宛ての書類を送付するときに『御侍史(おんじし・ごじし)』『御机下(おんきか・ごきか)』を使用していきましょう。
『御侍史』『御机下』はどこに付けるの?
それでは、次に『御侍史』『御机下』の付ける場所を見ていきましょう。
院長先生宛の場合はこちら。
病院内の○○科の先生宛の場合はこちら。
お医者さんに手紙を出す際は、この基本形を覚えておきましょう。
これで失礼のない手紙を出すことが出来そうですね☆
『御侍史』『御机下』を使う場面はいつ?
では、具体的に医療事務として働いていくうえでよく使う場面をみていきましょう。
診療情報提供書の封筒
診療情報提供書とは、いわゆる「紹介状」の事です。
診療情報提供書・紹介状は、病院やクリニック間でお医者さんが患者さんの情報をやり取りするお手紙の事です。
手紙の内容はお医者さんが記入しますが、その手紙を入れる封筒を記入するのは医療事務の仕事の一環です。
先生の名前が分かる時
病院名を略さずに記入し、
院長(役職)+ 氏名 + 先生 + 御侍史 or 御机下
と記入しましょう。
先生の名前が不明の時
病院名を略さずに記入し、
○○科(診療科)+ 担当医 + 先生 + 御侍史 or 御机下
と記入しましょう。
まだどの先生に紹介になるか分からないが、どなたか担当の先生にお願いしたいときは、
と記入します。
担当医のあとに先生を忘れがちですが、
ここは外さずに記入してね☆
ポイントは、担当医のあとの『先生』!ここを忘れがちですが、必ず記入しましょう。
どっちを使用するのが正しい?
結局、『御侍史』『御机下』ってどちらを使用した方がいいのか?
こちらの明確な使い分けはなく、医療機関によって『御侍史』と使っているクリニックもあれば、『御机下』を使っているクリニックもあります。
厳密には若干違う意味合いを持っていますが、現場でこの意味合いを分かって使い分けている医療事務さんは少ないと思います。
その医療機関ごとに『御侍史』『御机下』のどちらかを使用していますので、その医療機関のやりかた・先輩医療事務さんのやりかたに準じることが一番だと思います。
実際に、私も前職は『御机下』を使っていて、
現職は『御侍史』を使用していますよ。
自分でどのような意味があるのかを知っておくだけでも、医療事務としてレベルアップですね☆
『御侍史』『御机下』の【まとめ】
『御侍史』『御机下』の読み方や意味合い、どこに付けていつ使うのか?などのフォーカスを当てて、説明してきました。
以下まとめを行います。
これで、『御侍史』『御机下』の読み方・意味・使い方は
パーフェクトですね☆
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