医療事務を目指すか悩んでいる方へ、人生設計に沿った働き方を徹底解説!!~正社員編~

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まず『医療事務』とは病院やクリニックの事務員として働くことです。

医療事務を目指すか悩んでいる方の中には、自分に合う職場があるかな?、病院?クリニック?どっちがいいの?正社員・派遣社員どっちにしよう?などなど・・・悩みの種はたくさんあると思います。

医療事務の働き方には、主に3つの働き方があります。

病院やクリニックに直接就職する『正社員』や『パート』と派遣会社に登録して総合病院などに派遣される『派遣社員』の3つの働き方です。

私の医療事務スタートは総合病院での『派遣社員』でしたが、今はクリニックの『正社員』として働いています。

もしも、あなたにお子さんがいて、午前だけ働きたいという場合は『パート』や『派遣社員』として働くことも可能でしょう。

医療事務は、結婚や出産・子供の成長・旦那さんの転勤など人生のあらゆる環境変化があったとしても、必ずあなたにとって、良い働き方・働く場所が見つかるでしょう。

これから一緒に詳しく医療事務の働き方を見ていきましょう。

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医療事務として働くことが出来る場所

まずは、医療事務としての働く場所が日本全国にいくつあるのかご存じでしょうか?

あなたの住んでいる町を見渡してみてください。

いつも定期的に受診している『○○クリニック』
家族が入院した『○○総合病院』
おばあちゃんの付き添いで行った『○○医院』など、たくさんの医療機関があると思います。

『○○クリニック』『〇〇総合病院』『○○医院』・・・

これらの医療機関には、受付を担当したり、レセプトを請求したりする医療事務が働いています。

日本全国、北は北海道から南は沖縄まで各地に数多くの医療機関があります。

日本全国各地にあるということは、あなたが結婚して住む場所が変わった時や旦那さんの転勤で引っ越した時でも、安心して働く場所を探すことが出来るということです。

では、実際にどれほどの数の医療機関があるのか確認してみましょう。

2020年8月に厚生労働省が公表された医療施設動態調査によると、

* 病院 8255施設
* 一般診療所 102776施設
* 歯科診療所 68272施設  
(2020年6月末概数)

と、日本全国には、これだけたくさんもの医療機関があり、これだけたくさんの医療事務の働く場所があるということです。

このように見ていくと、『ん~・・・自分に合う所がどこかにあるかも』『生活環境が変わっても安心かも』と思いませんか?

必ずあなたにとって良い働き方ができる働く場所は見つかるはずです。

今回は、『正社員』『パート』『派遣社員』の中の『正社員』について、徹底解説していきます!!

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収入面での安定や責任感がついてくる『正社員』

私も医療事務を始めたころは、派遣社員として総合病院で働いていましたが、経験が付くにつれ、給与面での安定がもう少し欲しいと思い、『正社員』としての就職活動を始めました。

23歳の頃に正社員として働きだしてから、今でも医療事務の正社員としてクリニックで働いています。

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正社員の特徴

正社員とは、自分で求人を探して面接を受け、病院やクリニックと直接雇用契約を結んで働くことです。

給与形態や休日などはもちろん、採用された医療機関の規定により変わってきます。

あなたが地元の○○クリニックの正社員で働きたい!と思っていても、そのタイミングで○○クリニックの求人が出ていなければ受けることは出来ません。

就職活動する時は、自分の通える範囲の地域の医療機関でどこの求人が出ているのか?またそれは自分にあった給与形態や休日なのか?などしっかりと事前準備する必要があります。

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正社員の給料形態

正社員の給料は、就職した病院やクリニックから直接支払われます。

毎月決められた額の給与やボーナスの支給がありますので、生活水準も安定し将来の人生設計も立てやすくなります。

また、福利厚生がしっかりしており、雇用保険・労災保険・社会保険・厚生年金などの加入もあります。

医療事務正社員の平均的な給与は、約15万~23万円程度です。地域や経験年数、年齢などによって給与は変わってきます。

給与の内訳は、基本給に加えて、職務手当や通勤手当など各種手当があります。ボーナスや退職金が出るとこも多くもさらに収入が安定します。

また、昇給については個人病院では理事長や院長の采配により、大幅に昇給する可能性もあります。

あなたの日頃の仕事に対する姿勢や頑張りは必ず誰かが見ています。

常に何事にも一生懸命に取り組む姿勢は忘れないようにしてください。

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正社員のメリット・デメリット

正社員のメリット

メリット その1 自分で求人を探して選ぶことが出来る

まずは就職活動の時に、自分で好きな病院を選んで応募することができます。

ハローワークやindeedの求人情報を見て、自分がいいなと思う求人を選択しましょう。

医療事務の正社員の求人はまさに『タイミング第一』です。

もし働きたい医療機関があっても、その医療機関の求人が出ていない限り働くことは困難でしょう。

就職活動を行う際は、こまめに求人情報をチェックして、自分にあう求人を逃さないようにしましょう。

また長期間出ている求人で条件が良いところは、もしかしたらよくスタッフが入れ替わりしている可能性などがあります。

これから毎日自分が働く場所です。しっかり検索し、選択していきましょう。

メリット その2 今までの経験が認められやすい

正社員の求人には『経験者優遇』の文字が多くみられます。

これは、『経験者優遇』=『今までのあなたの経験を当院で生かしてください!!』

というメッセージです。

また『○○クリニック』や『○○診療所』といった医療機関であれば、診療科名によっても経験の差が優遇されることがあります。

例えば、『内科事務経験者優遇』『眼科経験者優遇』『整形外科〇年以上経験者優遇』などですね。

医療事務といえども、それぞれの診療科名によって、レセプト算定の仕方がずいぶんと異なってきます。

人員補充や人員追加の場合は、さらにそのスキルが役に立つでしょう。

ただし、経験がないと絶対ダメ!!というわけではないので、そこはみなさんの履歴書・職務経歴書の書き方や面接の答え方など、しっかり事前準備し、カバーしていきましょう。

メリット その3 スキルアップ出来る

正社員は、派遣社員やパートさんより様々な仕事を任されます。

総合病院で言えば、各部署の責任者になったり、派遣社員の教育を任されるかもしれません。

クリニックで言えば、受付対応から電話対応・会計などの通常業務はもちろん、患者さんの誘導などの接遇にも目を配る必要があります。

レセプト請求は点検から締め作業まで一通りする必要があります。その他であれば、請求書管理や物品の在庫管理などの雑務も任されるかもしれません。

クリニックの医療事務は、業務が多岐にわたりますので、今まで行ったことのない業務を任されたときは、必ずスキルアップするでしょう。

医療の発展は目覚ましく、常に新しいことが起こります。その時には柔軟に適応し、医療機関へ貢献出来るよう一生懸命業務に取り組むことで、あなたの成長へとつながります。

メリット その4 安定した給与・嬉しいボーナスがある

毎月決められた額の給与や基本給〇ヶ月分のボーナスがありますので、生活水準も安定し将来の人生設計も立てやすくなります。

また、雇用保険・労災保険・社会保険・厚生年金などの加入もあり、福利厚生もしっかりしております。

医療事務正社員の平均的な給与は、約15万~23万円程度で、地域や経験年数・年齢などによって給与の額は変わってきます。

給与の内訳は、基本給に加えて、職務手当や通勤手当など各種手当があります。場合によっては、皆勤手当てなどがあります。

ボーナスや退職金が出るとこも多く、さらに収入が安定します。収入が安定しているということは、精神的にも安定してくる材料になりますね。

また、昇給もあり、個人病院では理事長や院長の采配により、大幅に昇給する可能性もあります。医療機関の業績などによってもここは変わってくるところですね。

正社員のデメリット

デメリット その1 クリニックになると少人数制

クリニックの正社員の経験者によると、クリニックの医療事務は少人数制で、正社員2人で毎日の業務をこなしているところもあります。

患者さんの数や業務内容にもよりますが、クリニックの医療事務は少人数のところが多いです。

逆に言うと、空きがないと就職できない!!と言うことですね。

『自分が働きたい!』と思った医療機関でも、求人が出ていない限りはなかなか働くことは難しいかもしれません。

働きたい医療機関が決まっているのであれば、適宜求人情報をチェックする必要がありますが、求人が出るタイミングを当てるのは難しいので、今すぐ働きたいのであれば、今出ている求人の中で最適な医療機関を選択することをお勧めします。

デメリット その2 派遣社員やパートより責任感が求められる

どうしても正社員は派遣社員やパートよりも責任感が求められます。

その分給与や賞与は多くいただいていますので、当然といえば当然のことですが・・・それだけ期待されてる人、という解釈もできます。

特にクリニックの医療事務では、院長先生が診察を行っている間に医療事務は見えない場所で仕事をしています。

仕事内容としては、受付~会計・レセプト請求・カルテ管理や物品の在庫管理まで任されます。

しっかりと仕事をこなすことはもちろん、問題が起こった時はすぐに解決策を考え改善し、患者さんの要望にも応える必要があります。

院長先生は、スタッフのことをしっかり見ていますし仕事に対する姿勢は必ず伝わります。また患者さんもあなたの仕事ぶりを待合室から見ています。

何事も一生懸命行うという意識を持ち続けることで、自然と自分の評価アップにも繋がるということを忘れないようにしてください。

正社員としての自覚を持ち、その責任感の重さをほどよく感じながら、楽しく働いていきましょう。

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正社員のまとめ

正社員とは、自分で求人を探して面接を受け、病院やクリニックと直接雇用契約を結んで働いていくことでした。

正社員には、自分で求人を選べる・有給休暇の取得や待遇面での優遇されている・今までの経験が認められやすく・安定した給料やボーナスなどの数多くのメリットがある一方、どうしてもクリニックだと少人数制だったり、責任感が求められたりすることがあります。

しかし、正社員として働くことで自信にもなり、数多くの経験も積むことが出来るでしょう。

あなたの生活スタイルや勤務時間などの希望、これくらいの給料が欲しいなぁなど、医療事務の正社員として働きたいと思った場合は、まず自分の通える範囲で今どのような医療事務の求人が出ているのかを検索してみましょう。

応募や面接にはまだ一歩勇気が出ない場合でも、求人情報を見ることは出来ます。

求人情報を検索して、自分の通える地域にどのような求人があり、どのような勤務形態なのかなどを調べることからがスタートです。

私は求人を見る際は、求人票だけではなく、実際に家からどのルートでその医療機関に行けるのか、医療機関の雰囲気はどんなのかなどを応募する前に一度視察してから応募しています。

自分がこれから毎日働く場所なので、しっかり見極めていきたいですね。

自分の希望にあった医療機関をぜひ見つけて、医療事務の正社員になって、自分のスキルアップを目指してくださいね。

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